内臓が弱った時、食べていいもの・悪いもの

季節の変わり目は要注意!内臓の過労が体調に出る時期です

納豆、豆腐、三分粥で休止状態をつくる

暑気払いで冷たいビールと脂っこいメニューを無制限に楽しんでいた人が、秋口になると急に食欲不振に陥り、食べ物を受け付けなくなったり下痢を頻発するようになったりすることがあります。

これは夏のあいだの暴飲暴食が響いて、内臓が悲鳴を上げている状態といっても良いでしょう。消化器系統の機能がダウンして、食べたものの栄養素が身体にうまく吸収されていない状態です。放置すると胃弱になり慢性化する可能性もあります。このとき、単純に胃腸薬などを服用して収めてしまう人は、イエローカードです。

自らの暴飲暴食傾向と食の偏り、運動不足を反省して根本的な治療に取り組む必要があります。夏の食事のボリュームや勢いは収まったとしても、同じようなメニューを食卓に並べていたら内臓疲労は加速します。

なぜかというと、夏が終わった段階で胃腸や肝臓などの機能は70%程度まで低下していて、食事の量を八分目に抑えていたとしても、内臓には単純計算で10%オーバーの負荷がかかっているからです。一度、絶食して3日間程度を過ごさないと、内臓復活の環境整備は完璧にはなりません。

3日間は3分粥で通します。食べていい食物としては、コンニャクや納豆、豆腐、高野豆腐、タケノコ、梅干しなどです。3分粥をつくるときにお茶を使って粥にすると効果が高まります。緑茶には、抗酸化作用や肝臓での脂質代謝を低減させるカテキンという成分が多量に含まれています。

白米やおかずの脂肪分や糖の吸収を抑え、血糖値を高めたり、内臓脂肪を加速させたりといったことを防げます。さらにビタミンCやカルシウム、カリウムといった美容成分・アンチエイジング成分も豊富です。お茶に含まれるマグネシウムがタンパク質の合成力を高め、エネルギー代謝、筋肉の収縮力などを向上させてくれます。

マグネシウムは、昆布やひじきなどの海草類をはじめ、いかや大豆、ごま、緑黄色野菜にも多く含まれています。米、ナッツ、落花生の含有率も高いのですが、消化という点でこの時期に食するのは好ましくありません。